2023年の上半期、株をあげた芸能人の女性部門1位に、アイドルグループ「新しい学校のリーダーズ」が選ばれた。
広告代理店がテレビ番組スタッフなど計200人におこなったアンケートで、最も期待されているアイドルグループ・新しい学校のリーダーズ。
新しい学校のリーダーズはどうやって売れたのか?
個性溢れるメンバーや、売れ始めたきっかけをまとめてみました!
新しい学校のリーダーズのwikiプロフィール

別名 TARASHII GAKKO!
活動期間 2015年〜
ジャンル J-POP
メンバー SUZUKA、MIZYU、KANON、RIN
所属事務所 アソビシステム、TWIN PLANET、テレビ朝日ミュージック
海外では「ATARASHII GAKKO!」名義で活動。
コンセプト 「模範的な奴ばかりが評価されるこの時代、くだらない不寛容社会から個性と自由ではみ出していく」
新しい学校のリーダーズの経歴

2015年 | ・グループ結成。当時は高校2年生と他3人は中学生だった
・タイアップとしてロッテのチューイングガム「Fit’s」のCM動画に出演 ・「原宿表参道元氣祭り・スーパーよさこい」にASOBISYSTEM×ダイヤモンドダイニングよさこいチームのメンバーとして参加し、審査員奨励賞を受賞 |
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2016年 | ・・7月25日、あいみょん作詞作曲の「学校行けやあ゛」をLINE MUSICで配信開始し、「はみ出しプロジェクト」として湖池屋と協業する |
2017年 | ・ビクターエンターテインメントからH ZETT Mのプロデュースで1stシングル「毒花」を発売し、全国各所でイベントを催す。
・2018年春公開のアニメ『SNSポリス』の主題歌に採用され、メンバーが声優として出演する |
2018年 | ・ラーメンチェーン店幸楽苑のCMに出演、「ピロティ」がCMソングに使用される
・1stアルバム『マエナラワナイ』発売 |
2019年 | ・2ndアルバム『若気ガイタル』発売 |
2020年 | ・88risingと契約して2021年1月に「ATARASHII GAKKO!」として世界へデビューすると発表 ※ |
2021年 | ・88risingから、デジタル・シングル「NAINAINAI」で世界デビューする
・TikTokのフォロワー数が100万人を超える ・Hey! Say! JUMPのシングル「ネガティブファイター」で振り付けを担当する ・デジタル・アルバム『SNACKTIME』が、アルバムでは初めて世界で発売となる |
2022年 | ・香取慎吾2ndアルバム『東京SNG』で美空ひばりの「東京タワー」を香取とともにカバーすることを発表
・カリフォルニア州のサンフランシスコ及びロサンゼルスにてアメリカ初のワンマンライブを開催 |
2023年 | ・2020年発売の楽曲「オトナブルー」の”首振りダンス”がTikTokで話題となり、振り付けを真似て踊る動画が流行する。同年6月には、動画再生回数が25億を突破した
・「オトナブルー」のミュージック・ビデオを公開、TikTokフォロワー数が国内女性アーティスト1位となる ・TikTok上半期トレンド大賞2023」にて「オトナブルー」が大賞を受賞 |
※「88rising」とは?
アメリカを拠点とする、アジアのカルチャーシーンを世界中に発信するメディアプラットフォーム。
アジア系アメリカ人など、アジアにルーツを持つアーティストを擁することで知られ、アジア発のヒップホップ、R&Bをリリースし続けている。
2020年に世界デビューをしてからの活躍が目覚ましいですね!TikTokと掛け合わせ、振り付けを真似る動画が拡散され、どんどん認知されていきました。SNSを使いながら日本のみならず世界中へ発信しながら伸びていきました。
芸能関係者も時代の先端をいくこのグループに期待を寄せているかと思われます。
新しい学校のリーダーズのメンバー紹介

日本の4人組ダンスボーカルユニットである、新しい学校のリーダーズ。
それぞれのメンバーを解説していきましょう!
1、MIZYU

- 本名 石井美月
- 1998年12月22日生まれ
- 24歳
- 東京都出身
- 151cm
- 最年長のリーダー
新しい学校のリーダーズでは全員がリーダーですが、一人に絞ると言えば、MIZYUさんがリーダー的ポジションにいます。
幼少期

小さい頃からダンスを習い始め、小学校5年生の時にはダンサー兼モデルとして活動していました。
きゃりーぱみゅぱみゅのバックダンサーとして活動

※MIZYUさんは一番左
「きゃりーキッズ」の在籍期間は2012年春〜2013年11月。
きゃりーキッズとは?
きゃりーぱみゅぱみゅさんのバックで踊る小中学生で構成されたキッズダンサー。
キレッキレのダンスとコミカルな表情の変化が魅力のダンスで、髪型と衣装がお揃いでマスクを付けて踊ることが多い。
MIZYUさんが在籍していた頃のきゃりーさんの曲はこのあたりです。
「CANDY CANDY」
「ファッションモンスター」
「キミに100パーセント/フリソデーション」
「にんじゃりばんばん」
「インデーダーインベーダー」
幼少期からキッズダンサーとして選ばれ、活躍されていました!
学生時代
2019年 幸楽苑のCM「ゆず塩野菜ラーメン編」に女子高生役として出演しています。
静岡県などの地区のみで放送されたCMですが、とっても可愛いですね!
2、RIN

- 本名 長澤 凛
- 2001年9月11日
- 22歳
- 埼玉県出身
- 155cm
ヒップホップ系ダンスが得意で、ラップパートやDJを担当することも多い
幼少期

ヒップホップ好きのお父さんの影響で、お母さんのお腹にいる頃からヒップホップを聴いていたそうです。幼少期から音楽が生活の一部だったRINさんはダンスが大好きで、4歳くらいの頃から始めていたそうです。

何人もの講師から学び、自分の理想とするダンスに気づかされたのは小学校3年生の頃に出会ったJaywalkerのダンサーZoo-Zooさんでした。
トップレベルのダンサーへと成長できたのも、Zoo-Zooさんという恩師のおかげだそう。
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MIZYUさん同様、RINさんもダンス&ファッション誌のキッズモデルとして活躍されていました。
家庭的な大人女子
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RINさんが大事にしているのは日常の暮らし。料理も掃除も丁寧に行う姿勢がRINさんのライフスタイル。
忙しくても朝ごはんを作るRINさん。友人が遊びに来た時は手料理を振る舞われるそうです。
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スパイラルパーマとヒップホップが似合うクールな印象ですが、プライベートでは読書と料理が好きなTHE・大人女子なんです。
3、SUZUKA

- 本名 金沢 涼花
- 2001年11月29日
- 21歳
- 大阪府出身
- 168cm
幼少期

手前からsuzukaさん、 桃花さん(長女)、咲花さん(次女)です。
幼少期から3姉妹でダンススクールに通っており、「金沢姉妹」として有名だったそうです。
小学校4年生の時にアイドルユニット「crash×beat」のメンバーとして活動していた頃のsuzukaさん
※黄色のトップス、ストライプのパンツ姿がsuzukaさん。ダンススクールで培った表現力やキレッキレのダンスです。
振付師としても活動
Hey!Say!JUMPのシングル「ネガティブファイター」の振り付けをしたことで話題になりました。早乙女光さんが直接SUZUKAさんへオファーされたそうで、ファンの方も踊れるような振り付けになっています。
絵の才能

Twitterやインスタライブで自信の絵を披露しています。
斬新で個性的でカッコいい!と評判です。メンバーの似顔絵も描いているそうです。
4、KANON

- 本名 木村 カノン
- 2002年1月18日
- 21歳
- 群馬県出身
- 155cm
長いストレートヘアが特徴で、滑らかなターンなどクラシック系ダンスが得意
幼少期
姉の影響で幼少期からダンスを習い始め、様々なコンテストや発表会に出演し、その才能を発揮し、ダンススキルを磨いてきました。
※新しい学校のリーダーズで唯一、デビュー前の経歴が明らかになっていないメンバーです。
中学生の頃は読者モデルとして活動していたことがあるようです。

この頃からすでに可愛いとTwitter上にも多くの声が寄せられました。
顔立ちがハッキリして可愛いく、納得のショットです!
性格
真面目でしっかり者で、クールビューティーなビジュアルながら、メンバーからは「抜けている」とツッコまれ、そのギャップも魅力ですね!
また、MIZYUさんはKANONさんの好きな所を「自分に厳しすぎる意外な所」と答えています。
自分の芯がしっかりあり、自分で決めた目標に向かって進んでいるKANONさんを身近でみているからこその尊敬している点でもあるようです!
新しい学校のリーダーズが売れた理由5選
特にZ世代などの若者を中心に人気です。TikTokから火がつき、海外でも高く評価されています。
なぜ人気なのか、調べてみました!
理由①SNS総フォロワー数1000万人超え!
新しい学校のリーダーズはSNS時代ならではの躍進を遂げていったグループです。
TikTok、Facebook、Twitter、Instagram、YouTube、LINEを展開。
They got the megan knees over there in Japan pic.twitter.com/YZbOIk2U1a
— tamara✰⁷ (@deviljoonieb) April 10, 2021
特に人間味が垣間見れるTikTokは女性ラッパーのカーディ・Bがリアクションを寄せたことでも話題となりました。
海外へのアピールにはTikTokやYoutubeをうまく利用されています。
理由②TikTokを中心に大ヒット!
「オトナブルー」がTikTokで注目されました!
懐かしさがある曲調とメロディ、若者には聴いたことがない癖になる新しい感覚がウケたと思われます。
Z世代にはエモく聴こえ、40〜50代にはどこか懐かしさを感じられる曲であることから、幅広い世代から人気が集まっています。
真似したくなるようなダンスも注目されました。
#FNS歌謡祭ワクワク直前SP
新しい学校のリーダーズの真似して首振りしてる可愛い#相葉雅紀 pic.twitter.com/qHOtQhQskL— ひま (@8oNmoTqwbwKA50z) July 6, 2023
相葉雅紀さんも振り付けを真似しています。
曲の振り付けは自分達で考えているそうです。幼い頃からダンスを磨いてきた賜物ですね!
理由③はみ出した世界観が斬新!
同じような曲ばかりだった日本エンタメ業界に新しい風を吹き込んだ感じがする独特な世界観。
✂︎┈┈┈┈┈┈┈┈┈◥
撮影の一コマ
◣ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈✂︎魅力的な世界観に引き込まれました✨✨
素敵なパフォーマンス
ありがとうございました!!#新しい学校のリーダーズ #よるのブランチ pic.twitter.com/Ro9MQiPJRe— よるのブランチ【公式】 (@night_brunch) January 21, 2023
彼女達のパフォーマンスを見ると、”意図的に”個性を出していると感じます。
「変わった事をやる」「違ったことをやる」というのが彼女達のコンセプト。しがらみが多く世間体や周りの目を気にする現代の日本人に深く刺さったのだと思います。
「大衆にウケやすい曲」を作る傾向がある音楽業界に、あえて「個性がある曲」として打ち出し、の夜中の常識を覆していく姿が目に止まるのではないでしょうか。
理由④セーラー服
衣装はアイドルらしいものではなく、「制服」。これが若者から支持される要因にもなったそうです。
音楽は若い層を中心に盛り上がったりバズったりするので、キラキラした衣装ではなく、あえて制服にしたことが良かったですね!
オトナブルー / 新しい学校のリーダーズ
ずっとやりたかったやつ〜!!セーラーなくて家にあった制服っぽいやつで
#さくらいと #踊ってみた #オトナブルー #新しい学校のリーダーズ pic.twitter.com/4RafkzIPv6— 【さくらいと】神楽ひより (@hiyori___sakura) March 14, 2023
同性にもかなり人気なのもポイントのようです。憧れの存在、友達になりたい、この人についていきたい、そういった思いを抱く同性が多いようです。
理由⑤青春の1ページのよう
新しい学校のリーダーズの魅力は音楽だけではありません。
習字をしたりドーナツ試食会、商品紹介などをホームビデオのような感じで伝えています。
文化祭おん延長みたいなノリで、まさに青春のよう!そんな姿に心を動かされるものがあるようです。
まとめ
それぞれの個性を生かし、カリスマ性溢れるパフォーマンスでファンを獲得し続けている新しい学校のリーダーズ。世界デビューを果たし、これからの活躍に目が離せません!
引き続き応援していきましょう!